ミルク






「・・・山本、やっぱやめない・・・?」

「なんだよ、ツナから言い出してきたんだろ?」

「そう、なんだけどさ・・・」

「ここまできてやめるのはナシだぜ?」

「ぅ・・、だけどさぁ・・」

「大丈夫だって、俺がついてっから」

「でも・・・、」

「一口だけ、な?」

「ぅー・・」

「ほらツナ、口あけて」

「うぅ・・」

「いくぜ?」

「・・ん・・っ」

「すげ・・、ツナ・・・」

「ん・・っ、んん・・」

「そ、・・いいぜ、その調子・・」

「・・ん・・っ」

「全部いけそ・・?」

「・・ん、んっ!?」

「あぁ・・、こぼすなよ・・」

「ぷは・・っ」

「白いの付いてる」

「・・っ、うそつき!一口だけって言ったのに!」

「うまかったろ?」

「まずい!」

「そっかー?」

「よくあんなの飲めるよね。人間の飲み物じゃないし」

「あんなのって。俺いっつも飲んでんのに」

「じゃあ山本がおかしいんだ」

「なんだよそれ」

「もう俺飲まない!」

「だーめだって。全部飲むまで何回でもやるぜ」

「・・・山本って結構スパルタなんだね」

「はいツナ、あーん」

「や・・っ、んんっ!?」







それをたまたま聞いていたのが約4名。


「おい野球バカ!10代目になに飲ませてんだ!!」

「武兄!抜け駆けはダメだって言ったじゃない!」

「おいおい山本、俺より先にツナに手を出すなんて反則だぜ?」

「山本殿!親方様の大事な跡継ぎになんてことを!!」



彼らが山本とツナがいる部屋に一斉に飛び込んでくるのは、それからほんの数秒後のこと。







これがやらしく見えたかそうでなかったか。それは皆様の心次第。
ちなみに管理人は、ツナに牛乳を飲ませる山本を書いたのですよ(笑顔)うふふv
2007.05.12
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